愛より金を選んだ男爵令嬢は人違いで溺愛される
「ダイナス様、ミリアールお嬢様の『お友達』が来ております! ダイナス様とラウス様以外の、それも女性のお友達ですよ!!」
「爺や、落ち着きなさい。私だって『お友達』の1人ぐらいいますわ」
「俺とラウスとモリアちゃんの3人な。正確には俺は婚約者だから2人になるし、後の2人もいずれ親戚になるわけだから友達って言っていいのかはわからないが……」
「親戚でもなんでもお友達はお友達です!」
部屋の中ではすでにハンカチを何枚も消費したのであろう、玄関で私達を迎え入れてくれた男性と、そして今日も今日とて言い争いをするミリアール様とダイナス様の姿があった。
「ミリアール、ダイナス、久しぶりだな」
「お久しぶりです」
「あらモリアさん、こんにちは。それで今日は何のご用ですか?」
「ここ数日ソワソワして、いつ来ても良いようにって朝から屋敷のチェックをしていた癖によく言うよな……」
「お黙りなさい! あなただってここ数日はこの屋敷に滞在してたじゃないの!」
「そりゃあラウスとモリアちゃんの結婚式の招待状、俺だって直接受け取りたいからな。お前も楽しみにしてたって素直に言やぁいいのに……」
「……っ」
「爺や、落ち着きなさい。私だって『お友達』の1人ぐらいいますわ」
「俺とラウスとモリアちゃんの3人な。正確には俺は婚約者だから2人になるし、後の2人もいずれ親戚になるわけだから友達って言っていいのかはわからないが……」
「親戚でもなんでもお友達はお友達です!」
部屋の中ではすでにハンカチを何枚も消費したのであろう、玄関で私達を迎え入れてくれた男性と、そして今日も今日とて言い争いをするミリアール様とダイナス様の姿があった。
「ミリアール、ダイナス、久しぶりだな」
「お久しぶりです」
「あらモリアさん、こんにちは。それで今日は何のご用ですか?」
「ここ数日ソワソワして、いつ来ても良いようにって朝から屋敷のチェックをしていた癖によく言うよな……」
「お黙りなさい! あなただってここ数日はこの屋敷に滞在してたじゃないの!」
「そりゃあラウスとモリアちゃんの結婚式の招待状、俺だって直接受け取りたいからな。お前も楽しみにしてたって素直に言やぁいいのに……」
「……っ」