愛より金を選んだ男爵令嬢は人違いで溺愛される
「まぁ、センスは悪くないんじゃないかしら」――とダイナス様に続いて褒めてくれたミリアール様。
「俺を式に呼ぶとはお前も物好きだな。その……幸せになれよ」――とマクベス王子。
三者三様の祝いの言葉をかけられた私は涙を止めることのできないでいるお父様にエスコートされて、ラウス様の元へと旅立った。
この日のために用意されたドレスの胸元には真っ白なバラの生花が、そしてドレス全体にはバラの刺繍が散りばめられている。正真正銘私のウェディングドレスだ。
来てくれた方々の前で誓いを立て、ブーケのお披露目も終わった今、大きめの式場を用意してもらってよかったとしみじみと親戚の多さを実感している。
式場を用意してくれたラウス様もお姉様とお母様の言葉を事実だと受け入れきれていない部分があったのか、式が始まる前に集まった人の多さに私の隣でラウス様は目を見開いていた。
ちなみにこの式場のほとんどを占めるのは私の兄弟の身内である。次々親戚のみんなは私達の元に祝福の言葉をかけてくれる。
「俺を式に呼ぶとはお前も物好きだな。その……幸せになれよ」――とマクベス王子。
三者三様の祝いの言葉をかけられた私は涙を止めることのできないでいるお父様にエスコートされて、ラウス様の元へと旅立った。
この日のために用意されたドレスの胸元には真っ白なバラの生花が、そしてドレス全体にはバラの刺繍が散りばめられている。正真正銘私のウェディングドレスだ。
来てくれた方々の前で誓いを立て、ブーケのお披露目も終わった今、大きめの式場を用意してもらってよかったとしみじみと親戚の多さを実感している。
式場を用意してくれたラウス様もお姉様とお母様の言葉を事実だと受け入れきれていない部分があったのか、式が始まる前に集まった人の多さに私の隣でラウス様は目を見開いていた。
ちなみにこの式場のほとんどを占めるのは私の兄弟の身内である。次々親戚のみんなは私達の元に祝福の言葉をかけてくれる。