恋をしない秘書と恋に落ちた御曹司の甘くて危険な攻防戦
出張とは思えないほど快適な空の旅を終え、飛行機は無事に空港へと着陸する。
荷物をピックアップして空港の外へ出ると、空には雲ひとつない青空が広がっていた。まるで私たちの到着を歓迎してくれているかのような快晴で、テンションが上がってしまう。
『カナメ!』
突然、どこからか要さんの名前を呼ぶ声が聞こえてきた。
私は辺りをきょろきょろと見回す。すると、金髪の男性が大きく手を振りながら、こちらへ向かって走ってくるのが見えた。
『スティーブン、迎えに来てくれてありがとう』
『いや、こちらこそ来てもらうことになってすまない。……っと、こちらは?』
スティーブンの視線が私へ向く。
『初めまして。時任副社長の秘書をしております、橋爪みのりです』
私は軽く頭を下げながら挨拶をした。会話は完全に英語だ。私もそれに合わせて英語で返す。
『みのり、英語が話せたのか?』
要さんが少し驚いたように目を見開いた。
『はい。日常会話程度ですが』
幼い頃から英会話教室に通っていたおかげで、簡単な会話なら問題なくできる。
とはいえ、ビジネスシーンで交わされるような専門的な内容になると、まだまだ自信はない。だからこそ、就職して秘書課へ配属されたのをきっかけに、もう一度本格的に英会話のレッスンへ通い始めたのだった。
荷物をピックアップして空港の外へ出ると、空には雲ひとつない青空が広がっていた。まるで私たちの到着を歓迎してくれているかのような快晴で、テンションが上がってしまう。
『カナメ!』
突然、どこからか要さんの名前を呼ぶ声が聞こえてきた。
私は辺りをきょろきょろと見回す。すると、金髪の男性が大きく手を振りながら、こちらへ向かって走ってくるのが見えた。
『スティーブン、迎えに来てくれてありがとう』
『いや、こちらこそ来てもらうことになってすまない。……っと、こちらは?』
スティーブンの視線が私へ向く。
『初めまして。時任副社長の秘書をしております、橋爪みのりです』
私は軽く頭を下げながら挨拶をした。会話は完全に英語だ。私もそれに合わせて英語で返す。
『みのり、英語が話せたのか?』
要さんが少し驚いたように目を見開いた。
『はい。日常会話程度ですが』
幼い頃から英会話教室に通っていたおかげで、簡単な会話なら問題なくできる。
とはいえ、ビジネスシーンで交わされるような専門的な内容になると、まだまだ自信はない。だからこそ、就職して秘書課へ配属されたのをきっかけに、もう一度本格的に英会話のレッスンへ通い始めたのだった。