恋をしない秘書と恋に落ちた御曹司の甘くて危険な攻防戦
ホテルの前からタクシーに乗り込むと、運転手に馴染みの店の名前を告げる。その店は看板すら掲げていない、知る人ぞ知るセレブ御用達のサロンだ。
今日はここで、みのりを頭の先からつま先までトータルプロデュースしてもらう予約を入れている。
元々スタイルは抜群だ。いつものメガネを外し、その下に隠された素顔を引き出せば、誰もが目を見張るほど美しく変身するはずだ。
奥様がどんな表情で驚くのか、その瞬間を想像するだけで、明日のパーティーが待ち遠しくなってくる。
戸惑いを隠せないみのりをプロのスタッフに預け、俺はひとまずサロンを後にした。
『スティーブン』
ロスのオフィスへ顔を出すと、スティーブンがすぐにこちらへ歩み寄ってきた。
『カナメ、来てくれたのか? 彼女を一人にしていいのか?』
みのりのことが気になるのか、開口一番に心配そうな声を掛けてくる。
『ああ。今は明日の準備をしてもらっている』
『奥様の無茶振りをどう切り抜けるのかと思っていたが、その表情を見る限り、勝算がありそうだな』
『ふっ、楽しみにしていてくれ』
少し仕事の打ち合わせを済ませてから、俺は再びサロンへと戻った。
今日はここで、みのりを頭の先からつま先までトータルプロデュースしてもらう予約を入れている。
元々スタイルは抜群だ。いつものメガネを外し、その下に隠された素顔を引き出せば、誰もが目を見張るほど美しく変身するはずだ。
奥様がどんな表情で驚くのか、その瞬間を想像するだけで、明日のパーティーが待ち遠しくなってくる。
戸惑いを隠せないみのりをプロのスタッフに預け、俺はひとまずサロンを後にした。
『スティーブン』
ロスのオフィスへ顔を出すと、スティーブンがすぐにこちらへ歩み寄ってきた。
『カナメ、来てくれたのか? 彼女を一人にしていいのか?』
みのりのことが気になるのか、開口一番に心配そうな声を掛けてくる。
『ああ。今は明日の準備をしてもらっている』
『奥様の無茶振りをどう切り抜けるのかと思っていたが、その表情を見る限り、勝算がありそうだな』
『ふっ、楽しみにしていてくれ』
少し仕事の打ち合わせを済ませてから、俺は再びサロンへと戻った。