恋をしない秘書と恋に落ちた御曹司の甘くて危険な攻防戦
帰りの車で、みのりは静かに眠ってしまった。きっと張り詰めていた緊張の糸が、ようやく切れたのだろう。
無防備な寝顔を見つめながら、俺は改めて心の中で誓った。
「絶対に幸せにする。後悔はさせない」
その想いは、誰に向けた言葉でもない。俺自身への誓いだった。
ホテルへ到着すると、眠ったままのみのりをそっと抱き上げ、そのまま部屋まで運ぶ。
ロビーを歩く俺たちへ、宿泊客やスタッフの視線が自然と集まっていた。
そして、どこからか小さく響くシャッター音——おそらく、この光景もあっという間に世間へ広まるのだろう。
それで構わない。いや、むしろ望むところだった。
俺は堂々と、みのりを大切な女性として守り抜くつもりだからだ。部屋へ戻ると、みのりを起こさないよう優しくベッドへ寝かせる。
穏やかな寝息を立てるその寝顔を、俺はしばらくの間、飽きることなく見つめていた。
我慢ができなくなって、そっと触れるだけのキスをする。続きはこれからゆっくりと進めていくつもりだ。
ふと視線を落とすと、ドレスの裾は汚れているだけではなく、転倒の衝撃でところどころ破れてしまっている。
それでも、あの瞬間のみのりは迷うことなく飛び出し、一人の命を救おうとした。
あの勇気ある姿を、俺は一生忘れることはない——
***
無防備な寝顔を見つめながら、俺は改めて心の中で誓った。
「絶対に幸せにする。後悔はさせない」
その想いは、誰に向けた言葉でもない。俺自身への誓いだった。
ホテルへ到着すると、眠ったままのみのりをそっと抱き上げ、そのまま部屋まで運ぶ。
ロビーを歩く俺たちへ、宿泊客やスタッフの視線が自然と集まっていた。
そして、どこからか小さく響くシャッター音——おそらく、この光景もあっという間に世間へ広まるのだろう。
それで構わない。いや、むしろ望むところだった。
俺は堂々と、みのりを大切な女性として守り抜くつもりだからだ。部屋へ戻ると、みのりを起こさないよう優しくベッドへ寝かせる。
穏やかな寝息を立てるその寝顔を、俺はしばらくの間、飽きることなく見つめていた。
我慢ができなくなって、そっと触れるだけのキスをする。続きはこれからゆっくりと進めていくつもりだ。
ふと視線を落とすと、ドレスの裾は汚れているだけではなく、転倒の衝撃でところどころ破れてしまっている。
それでも、あの瞬間のみのりは迷うことなく飛び出し、一人の命を救おうとした。
あの勇気ある姿を、俺は一生忘れることはない——
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