恋をしない秘書と恋に落ちた御曹司の甘くて危険な攻防戦
ところが彼女は、きっぱりとそれを否定した。
「ふざけないでください! もう恋は致しません! よって恋人も不要です!」
もうと言うことは、過去に何かあって、恋を諦めたということだろう。恋をしないと決めた理由は、これから少しずつ知っていけばいい。
俺は彼女を手に入れると決めたのだから――
「おい、要!」
「なんだ?」
「お前はこの会社の御曹司で、副社長の立場なんだ。トラブルは起こさないでくれよ!」
「ああ……わかってる」
そう返事をしたものの、このまま彼女を帰すわけにはいかなかった。どうしても今日中に話がしたい。
俺に用事があったはずの隅田を放置して、俺はみのりを追うためにエレベーターへ乗り込む。もし間に合わなければ、住所を調べてでも追いかけるつもりでいた。
***
「ふざけないでください! もう恋は致しません! よって恋人も不要です!」
もうと言うことは、過去に何かあって、恋を諦めたということだろう。恋をしないと決めた理由は、これから少しずつ知っていけばいい。
俺は彼女を手に入れると決めたのだから――
「おい、要!」
「なんだ?」
「お前はこの会社の御曹司で、副社長の立場なんだ。トラブルは起こさないでくれよ!」
「ああ……わかってる」
そう返事をしたものの、このまま彼女を帰すわけにはいかなかった。どうしても今日中に話がしたい。
俺に用事があったはずの隅田を放置して、俺はみのりを追うためにエレベーターへ乗り込む。もし間に合わなければ、住所を調べてでも追いかけるつもりでいた。
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