恋をしない秘書と恋に落ちた御曹司の甘くて危険な攻防戦
トラウマの元凶と社内の敵
エスコートされるままエレベーターに乗り込むと、要さんは最上階のボタンを押した。
高級ホテルの最上階――私には想像すらできない世界。チンッと到着音が鳴り、ゆっくりと扉が開いていく。
「すごい……」
そこには、一目で高級だとわかる柔らかな絨毯が敷き詰められたフロアが広がっていた。
「こっち」
要さんに促されて入ったバーは、週末ということもあってカウンター席がほとんど埋まっている。
「時任様、いらっしゃいませ。ご案内いたします」
私たちの姿を見つけて近づいてきた従業員は、名乗るまでもなく要さんのことを知っているようだった。
案内されたのは店内の奥にある窓際のソファ席。窓の外には、宝石を散りばめたような夜景がキラキラと輝いている。
「綺麗……」
思わず感嘆の声が漏れる。
贅沢な夜景を眺めながらソファに腰を下ろすと、窓に向かって並ぶような席の配置になっていた。自然と要さんとの距離が近くなり、途端に落ち着かなくなる。
「お飲み物はいかがいたしましょうか?」
「みのりは何がいい?」
「えっと……何かカクテルを」
高級ホテルの最上階――私には想像すらできない世界。チンッと到着音が鳴り、ゆっくりと扉が開いていく。
「すごい……」
そこには、一目で高級だとわかる柔らかな絨毯が敷き詰められたフロアが広がっていた。
「こっち」
要さんに促されて入ったバーは、週末ということもあってカウンター席がほとんど埋まっている。
「時任様、いらっしゃいませ。ご案内いたします」
私たちの姿を見つけて近づいてきた従業員は、名乗るまでもなく要さんのことを知っているようだった。
案内されたのは店内の奥にある窓際のソファ席。窓の外には、宝石を散りばめたような夜景がキラキラと輝いている。
「綺麗……」
思わず感嘆の声が漏れる。
贅沢な夜景を眺めながらソファに腰を下ろすと、窓に向かって並ぶような席の配置になっていた。自然と要さんとの距離が近くなり、途端に落ち着かなくなる。
「お飲み物はいかがいたしましょうか?」
「みのりは何がいい?」
「えっと……何かカクテルを」