恋をしない秘書と恋に落ちた御曹司の甘くて危険な攻防戦
完全に俺を怒らせた、あの男。
もう二度と俺たちの前に現れないよう、きっちり退治してやる――そうだ。俺の正体を知って後悔するといい。
会社に戻った俺は、隅田と綿密に打ち合わせをした。
そして、すぐに行動へ移す。
三上とその上司を、TOKITOグループ本社最上階にある応接室へ呼び出したのだ。
――ガチャ
「お待たせしました」
「お前っ! この前の!」
俺が応接室に足を踏み入れた瞬間、室内にいた全員の視線が一斉にこちらへ向けられる。そして予想どおりの反応が返ってきた。
……お前は今、TOKITOグループのトップを敵に回しているんだぞ?
「こらっ! 三上! お前は何をしているんだ!」
上司の怒号が飛ぶ。
「時任副社長、申し訳ございません!」
慌てて頭を下げる上司の声が、静まり返った応接室に響いた。
「課長? 今……副社長って……?」
先日までの威勢はどこへ消えたのか。
三上は顔色を変え、目を見開いたまま呆然としている。どうやら目の前で起きている現実を、まだ受け入れられていないらしい。
これで終わりだな。
もう二度と、俺たちの前に現れるなよ――処分を聞いて、後悔するといい。
***
もう二度と俺たちの前に現れないよう、きっちり退治してやる――そうだ。俺の正体を知って後悔するといい。
会社に戻った俺は、隅田と綿密に打ち合わせをした。
そして、すぐに行動へ移す。
三上とその上司を、TOKITOグループ本社最上階にある応接室へ呼び出したのだ。
――ガチャ
「お待たせしました」
「お前っ! この前の!」
俺が応接室に足を踏み入れた瞬間、室内にいた全員の視線が一斉にこちらへ向けられる。そして予想どおりの反応が返ってきた。
……お前は今、TOKITOグループのトップを敵に回しているんだぞ?
「こらっ! 三上! お前は何をしているんだ!」
上司の怒号が飛ぶ。
「時任副社長、申し訳ございません!」
慌てて頭を下げる上司の声が、静まり返った応接室に響いた。
「課長? 今……副社長って……?」
先日までの威勢はどこへ消えたのか。
三上は顔色を変え、目を見開いたまま呆然としている。どうやら目の前で起きている現実を、まだ受け入れられていないらしい。
これで終わりだな。
もう二度と、俺たちの前に現れるなよ――処分を聞いて、後悔するといい。
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