ただいま緊急で婚約破棄を望んでいます!
生きられるのならば、甘んじて婚約破棄の不名誉を受け入れるのみよ。
城に到着し婚約者たるクリス様を呼び出してもらえば、今は公務中ということで私は彼の住む離宮にある応接室へと通された。
代々王太子が使う特別な離宮なので、それはそれは豪華できらびやかな装飾がされて、あれは何これは何と説明されなくてもその場に居れば、とてつもない金額の調度なのだろうと理解出来るほどに室内全体には高級感が漂っていた。
公務が終わり次第、クリス様はここに来ますということで、私は応接室で婚約者たる彼を待つことにした……したんだけど。
もー! 遅いー!! もう残り時間が一時間を、切っておりますけど?!
そうなのよ。信じられないことに、今私の|命の期限(タイムリミット)である時間が、なんとクリス様を待って居るだけで二時間も使ってしまった。
一瞬、公務中だと言うクリス様の元へ駆けつけようかと思った。けれど、それはグッと我慢した。とにかく、まだ一時間あるのだから、その間にどうにかしてもらったら良いのだわ。
城に到着し婚約者たるクリス様を呼び出してもらえば、今は公務中ということで私は彼の住む離宮にある応接室へと通された。
代々王太子が使う特別な離宮なので、それはそれは豪華できらびやかな装飾がされて、あれは何これは何と説明されなくてもその場に居れば、とてつもない金額の調度なのだろうと理解出来るほどに室内全体には高級感が漂っていた。
公務が終わり次第、クリス様はここに来ますということで、私は応接室で婚約者たる彼を待つことにした……したんだけど。
もー! 遅いー!! もう残り時間が一時間を、切っておりますけど?!
そうなのよ。信じられないことに、今私の|命の期限(タイムリミット)である時間が、なんとクリス様を待って居るだけで二時間も使ってしまった。
一瞬、公務中だと言うクリス様の元へ駆けつけようかと思った。けれど、それはグッと我慢した。とにかく、まだ一時間あるのだから、その間にどうにかしてもらったら良いのだわ。