イケメン騎士は男装王女!?
別に旅をしたくて、している訳じゃない。

子供の時から、定住する家がなく、自由に旅していたのが、身に沁みついているからだ。

何度も家を探して、住んではみたが、やはり旅をしなければいけない感に囚われ、結局家を手放してしまう。


いつからか付いてくるようになった、まだ少年のセラと二人旅。

しがない旅人二人。

行先なんて、どこでもいいさ。


俺の名前は、オウガ。

黒い髪は俺のトレードマーク。

セラは茶髪だから、余計目立つ。


「オウガ。僕、王都に行ってみたい。」

「王都?行ってどうするんだ。」

「やだな。いろんな物をみたいだけだよ。」

いつも世話になっているセラの頼みだ。

俺達二人は、近くにある王都に向かって、歩き出した。

< 1 / 65 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop