俺様鉄面皮上司が偽装彼氏になりまして。
「おれは、……一番近くできみのことを見てきたから」と、上司は視線を緩め、「どんな理不尽なクレームに対しても真摯に対応するだろう? よその部署の電話なんか放っておけばいいのに、一流のテレオペみたいに完璧な対応をする……そんなきみに、知らず、惹かれていた。
 だから、……放っておけない」
 えっと時枝さん……あたしのことが好きだって、言っている? 
「きみの気持ちに整理がつかないのは分かっている……だが、決断するまでのあいだ、きみを守りたい。たとえ、偽装彼氏というかたちであっても」
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