敏腕CEOと契約結婚したら、攻略不能なほど溺愛されています
そして次は鎖骨の上のネックレスへと、ネイルのついた手を容赦なく伸ばしてくる。
「やめてください。これは碧人さんが選んでくれたものなので」
ネックレスに触れられそうになった瞬間、自然と胸もとを片手でかばっていた。彼女の手から逃れようと、勢いよく一歩あとずさる。
「もしかして、プレゼントされたって私にマウント取ってるつもり?」
弘花さんは口もとに笑みを浮かべながらも、その瞳の奥には怒りを宿らせていた。周囲には不穏な空気を察知されないよう巧みにカモフラージュしつつ、私には鋭く睨みつけてくる。
「そ、そういうわけじゃ……」
「自分だけだと思わないで。私だってもらったことあるわよ。ひとつやふたつじゃない。私と碧人さんは、付き合っていたもの」
「……え?」
ふたりは〝元恋人同士〟?
衝撃の事実を聞いて絶句すると、その様子を目にした彼女の口もとがニヤリとゆがんだ。
私を精神的にどん底へ突き落とせたのは、狙いどおりだったのだろう。してやったりと言わんばかりの笑みを浮かべている。
「碧人さんはさすがに言えなかったみたいね」
「すみません。知らなかったので……驚いてしまって……」
「私たち、結婚するつもりでいたんだけど、事情があって叶わなくなってしまっただけなのよ。お互いに愛し合う気持ちは変わってないわ」
「やめてください。これは碧人さんが選んでくれたものなので」
ネックレスに触れられそうになった瞬間、自然と胸もとを片手でかばっていた。彼女の手から逃れようと、勢いよく一歩あとずさる。
「もしかして、プレゼントされたって私にマウント取ってるつもり?」
弘花さんは口もとに笑みを浮かべながらも、その瞳の奥には怒りを宿らせていた。周囲には不穏な空気を察知されないよう巧みにカモフラージュしつつ、私には鋭く睨みつけてくる。
「そ、そういうわけじゃ……」
「自分だけだと思わないで。私だってもらったことあるわよ。ひとつやふたつじゃない。私と碧人さんは、付き合っていたもの」
「……え?」
ふたりは〝元恋人同士〟?
衝撃の事実を聞いて絶句すると、その様子を目にした彼女の口もとがニヤリとゆがんだ。
私を精神的にどん底へ突き落とせたのは、狙いどおりだったのだろう。してやったりと言わんばかりの笑みを浮かべている。
「碧人さんはさすがに言えなかったみたいね」
「すみません。知らなかったので……驚いてしまって……」
「私たち、結婚するつもりでいたんだけど、事情があって叶わなくなってしまっただけなのよ。お互いに愛し合う気持ちは変わってないわ」