そーちゃんの溺愛が止まらない⁉ ~結婚しても世界一可愛い君へ、今日のご褒美ハグは無制限。~
続・第24章:初めての家族会議、子供たちが見た『理想の夫婦』
ある日の休日。
リビングで、蓮くんの進路(どこの高校を目指すか)についての家族会議が開かれていた。
「蓮、お前がどこの高校に行ってもパパとママは応援する。だけどな、一つだけ条件がある。……ママを悲しませるような、ヤンキーだらけの学校は却下だ!」
「パパ、だからそんな学校選ばないってば……。俺、普通に進学校行くし」
ため息をつきながらも、蓮くんは真面目にパンフレットを開いている。
その横では、紬ちゃんが私にべったりとくっついて「紬も、お兄ちゃんと同じ学校がいい!」とはしゃいでいた。
「ふふ、蓮くんがもう高校生になるなんて、ママ信じられないなぁ。そーちゃん、私たちの高校生の頃に似た制服の学校もあるよ?」
私がそう言ってパンフレットを指差した、その瞬間。
そーちゃんは蓮くんの前だというのに、私の手をガシッと握り、涙目で訴えかけてきた。
「優愛! 制服!? 懐かしすぎて俺、当時の優愛のブレザー姿思い出して胸が苦しい! あの時の優愛が自分からハグしてくれた時のボイス、今でも脳内で毎日再生してるからね!?」
「ちょっと、そーちゃん、子供たちの前で昔の話は恥ずかしいってば……っ!」
私が真っ赤になってそーちゃんの手を振り払おうとすると、それを見ていた中学生の蓮くんが、ふっと小さく笑った。
「……何だよ、蓮。パパを笑うな!」
「いや……別に。ただ、パパとママって、俺が生まれる前からずっとそうなんだな、って思って」
蓮くんは少し照れくさそうに頭を掻きながら、まっすぐに私たちを見た。
「学校の友達の親とか、みんな冷めきっててケンカばっかりだって言うけどさ。……うちのパパとママ、毎日楽しそうだし、パパはアホみたいにママのこと大好きだし。……まぁ、ちょっとウザいけど、そういうの、悪くないなって」
「……蓮くん」
息子の口から出た、まさかの『理想の夫婦』認定。
それを聞いた瞬間、そーちゃんはまたしてもボロボロと大粒の涙を流し始めた。
「う、うわああああん!!! 蓮が良い子に育ちすぎてパパ、もう何も言うことない!!! よし、今日の家族会議は解散! 夜ご飯はママの好きな高級お肉でパーティーだ!!」
「わーい! お肉ー!」
紬ちゃんも大喜びで飛び跳ねる。
子供たちに呆れられつつも、世界一愛されていることを実感する、一ノ瀬家の愛に満ち溢れた休日のひとコマだった。
リビングで、蓮くんの進路(どこの高校を目指すか)についての家族会議が開かれていた。
「蓮、お前がどこの高校に行ってもパパとママは応援する。だけどな、一つだけ条件がある。……ママを悲しませるような、ヤンキーだらけの学校は却下だ!」
「パパ、だからそんな学校選ばないってば……。俺、普通に進学校行くし」
ため息をつきながらも、蓮くんは真面目にパンフレットを開いている。
その横では、紬ちゃんが私にべったりとくっついて「紬も、お兄ちゃんと同じ学校がいい!」とはしゃいでいた。
「ふふ、蓮くんがもう高校生になるなんて、ママ信じられないなぁ。そーちゃん、私たちの高校生の頃に似た制服の学校もあるよ?」
私がそう言ってパンフレットを指差した、その瞬間。
そーちゃんは蓮くんの前だというのに、私の手をガシッと握り、涙目で訴えかけてきた。
「優愛! 制服!? 懐かしすぎて俺、当時の優愛のブレザー姿思い出して胸が苦しい! あの時の優愛が自分からハグしてくれた時のボイス、今でも脳内で毎日再生してるからね!?」
「ちょっと、そーちゃん、子供たちの前で昔の話は恥ずかしいってば……っ!」
私が真っ赤になってそーちゃんの手を振り払おうとすると、それを見ていた中学生の蓮くんが、ふっと小さく笑った。
「……何だよ、蓮。パパを笑うな!」
「いや……別に。ただ、パパとママって、俺が生まれる前からずっとそうなんだな、って思って」
蓮くんは少し照れくさそうに頭を掻きながら、まっすぐに私たちを見た。
「学校の友達の親とか、みんな冷めきっててケンカばっかりだって言うけどさ。……うちのパパとママ、毎日楽しそうだし、パパはアホみたいにママのこと大好きだし。……まぁ、ちょっとウザいけど、そういうの、悪くないなって」
「……蓮くん」
息子の口から出た、まさかの『理想の夫婦』認定。
それを聞いた瞬間、そーちゃんはまたしてもボロボロと大粒の涙を流し始めた。
「う、うわああああん!!! 蓮が良い子に育ちすぎてパパ、もう何も言うことない!!! よし、今日の家族会議は解散! 夜ご飯はママの好きな高級お肉でパーティーだ!!」
「わーい! お肉ー!」
紬ちゃんも大喜びで飛び跳ねる。
子供たちに呆れられつつも、世界一愛されていることを実感する、一ノ瀬家の愛に満ち溢れた休日のひとコマだった。