そーちゃんの溺愛が止まらない⁉ ~結婚しても世界一可愛い君へ、今日のご褒美ハグは無制限。~
続・第26章:二十歳のライバルと、お酒の席での『男の格付け』
さらに月日は流れ、一人息子の蓮くんはついに二十歳の成人を迎えた。
お顔の破壊力はそーちゃん譲り、中身はちょっぴりクールだけど中身は熱い、誰もが振り返るイケメン大学生に成長した蓮くん。
今日は、蓮くんが二十歳になって初めて、一ノ瀬家の男2人で晩酌をする記念すべき夜。
リビングのテーブルには、そーちゃんが奮発して買ってきた高級な日本酒とお揃いのグラスが並んでいる。
「──よし、蓮。二十歳の誕生日おめでとう。これでやっと、男同士で酒が飲めるな」
「うん。ありがと、パパ」
カラン、とグラスを合わせる2人。その姿が本当にそっくりで、キッチンからおつまみを運んできた私は、新鮮に胸をキュンとさせていた。
うわああああん!!! 我が家のリビングにモデル級のイケメンが2人並んでお酒飲んでるよぉぉぉ!!! なにこの天国みたいな光景、尊すぎて寿命が何年あっても足りないーーー!!!
心の中の限界オタクが白目を剥いて拝んでいると、そーちゃんが私の持ってきたお皿を受け取りがてら、蓮くんの前だというのに私の腰をギュッと引き寄せて、定位置である自分の胸元に密着させた。
大人版の、お酒の匂いがほんのり香る特濃バックハグだ。
「ちょっと、そーちゃん、蓮くんの前だよ……っ」
「いいの。二十歳になった蓮に、改めて『我が家の序列のトップは優愛であり、優愛はパパだけのもの』っていう男の格付けを教えてあげなきゃいけないからね」
「パパ、まだそれ言ってんの?」
蓮くんは呆れたようにお酒を口に含むと、ふっと不敵に笑った。
「あのさ、パパ。俺も二十歳になって、大学でいろんな女の子と出会ったけど……。ぶっちゃけ、ママより可愛い子、1人もいないわ。ママのその、パジャマの袖をぎゅって掴んで赤くなってる顔、反則級に可愛い。……パパが必死に隠したがる理由、今ならちょっと分かる」
「……なっっっ!!!!(世界崩壊の衝撃)」
息子からの、まさかの『ママ可愛い宣言』。
そーちゃんはガタガタと震えながらお玉(なぜか持ってた)を床に落とし、私の肩に顔をうずめてスーハースーハと緊急呼吸を始めた。
「無理無理無理!! 蓮、お前いつの間にそんなママの魅力が分かる大人に……! ダメだ、やっぱり婚姻届の枠は1ミリムーブさせない! 優愛、今すぐ俺に『そーちゃんが一番格好いい』って言って、全細胞に元気を頂戴……っ!」
「もう、2人ともお酒が入ると大げさなんだからっ(笑)」
呆れ半分、だけど愛しさ無限大。
息子が二十歳になっても、一ノ瀬家の「優愛の特等席」をめぐる男たちの戦いは、やっぱり糖度1000%のままなのであった。
お顔の破壊力はそーちゃん譲り、中身はちょっぴりクールだけど中身は熱い、誰もが振り返るイケメン大学生に成長した蓮くん。
今日は、蓮くんが二十歳になって初めて、一ノ瀬家の男2人で晩酌をする記念すべき夜。
リビングのテーブルには、そーちゃんが奮発して買ってきた高級な日本酒とお揃いのグラスが並んでいる。
「──よし、蓮。二十歳の誕生日おめでとう。これでやっと、男同士で酒が飲めるな」
「うん。ありがと、パパ」
カラン、とグラスを合わせる2人。その姿が本当にそっくりで、キッチンからおつまみを運んできた私は、新鮮に胸をキュンとさせていた。
うわああああん!!! 我が家のリビングにモデル級のイケメンが2人並んでお酒飲んでるよぉぉぉ!!! なにこの天国みたいな光景、尊すぎて寿命が何年あっても足りないーーー!!!
心の中の限界オタクが白目を剥いて拝んでいると、そーちゃんが私の持ってきたお皿を受け取りがてら、蓮くんの前だというのに私の腰をギュッと引き寄せて、定位置である自分の胸元に密着させた。
大人版の、お酒の匂いがほんのり香る特濃バックハグだ。
「ちょっと、そーちゃん、蓮くんの前だよ……っ」
「いいの。二十歳になった蓮に、改めて『我が家の序列のトップは優愛であり、優愛はパパだけのもの』っていう男の格付けを教えてあげなきゃいけないからね」
「パパ、まだそれ言ってんの?」
蓮くんは呆れたようにお酒を口に含むと、ふっと不敵に笑った。
「あのさ、パパ。俺も二十歳になって、大学でいろんな女の子と出会ったけど……。ぶっちゃけ、ママより可愛い子、1人もいないわ。ママのその、パジャマの袖をぎゅって掴んで赤くなってる顔、反則級に可愛い。……パパが必死に隠したがる理由、今ならちょっと分かる」
「……なっっっ!!!!(世界崩壊の衝撃)」
息子からの、まさかの『ママ可愛い宣言』。
そーちゃんはガタガタと震えながらお玉(なぜか持ってた)を床に落とし、私の肩に顔をうずめてスーハースーハと緊急呼吸を始めた。
「無理無理無理!! 蓮、お前いつの間にそんなママの魅力が分かる大人に……! ダメだ、やっぱり婚姻届の枠は1ミリムーブさせない! 優愛、今すぐ俺に『そーちゃんが一番格好いい』って言って、全細胞に元気を頂戴……っ!」
「もう、2人ともお酒が入ると大げさなんだからっ(笑)」
呆れ半分、だけど愛しさ無限大。
息子が二十歳になっても、一ノ瀬家の「優愛の特等席」をめぐる男たちの戦いは、やっぱり糖度1000%のままなのであった。