そーちゃんの溺愛が止まらない⁉ ~結婚しても世界一可愛い君へ、今日のご褒美ハグは無制限。~
続・第27章:娘の初めてのデート(?)と、パパの鉄壁要塞バリア
そんな一ノ瀬家のもう一人の天使・紬ちゃんも、ついに高校生になっていた。
私にそっくりな癖っ毛を持った、自慢の可愛い娘。
ある日の放課後、紬ちゃんが少し照れくさそうにリビングで私に話しかけてきた。
「あのね、ママ……。明日、クラスの男の子と、映画に行くことになっちゃって……」
「えっ! それってデート……!?」
私が驚いて声をあげた、次の瞬間だった。
ガラガラガラッ!!!と、リビングのドアが引きちぎれんばかりの勢いで開き、スーツ姿のそーちゃんが飛び込んできた。
「却下だーーーーー!!! 映画デート!? どこの馬の骨だ!! 紬、パパが明日、その映画館のスクリーンを全部買い占めて、お前の左右100メートルに男が近づけないように『鉄壁の要塞バリア』を張り巡らせるからね!?」
「もう! パパ、うるさい! だから話したくなかったの!」
紬ちゃんが怒って部屋に閉じこもってしまう。
そーちゃんは「紬に嫌われた……いや、それより未知の男が紬に……っ」と、リビングの床に崩れ落ちて頭を抱えてしまった。
世の父親の、100倍くらい取り乱している我が家の旦那様。
「はぁ……そーちゃん、落ち着いて。紬ちゃんも高校生なんだから、そういうこともあるよ。私たちの高校生の頃を思い出してごらん?」
私がそう言ってそーちゃんの背中を優しくさすると、そーちゃんはハッと顔を上げ、涙目で私の手をギュッと握りしめた。
「思い出すよ……! 渡り廊下で優愛が自分からハグしてくれた時のあの柔らかさ、誕生日にネックレスをつけた時のあの綺麗な首元……全部昨日のことみたいに鮮明に覚えてる! あぁ、優愛……俺には優愛しかいない……優愛が俺の奥さんでいてくれなきゃ、俺、明日から地球を救う気力が1ミリも湧かないよ……」
そーちゃんは私の膝に頭を乗せ、アラサーを通り越してイケオジの域に達した超絶男前な顔で、きゅるんとしたワンコの瞳で見つめてきた。
何年経っても、子供たちが大きくなっても、この人の甘え方は本当に変わらないし、私の心臓をバックバクにさせる。
私は真っ赤になりながら、そーちゃんの髪を優しく撫でた。
「大丈夫だよ、そーちゃん。紬ちゃんもパパのことが大好きなんだから。……それに、私はずっと、そーちゃんの隣にいるよ?」
私の、長年連れ添ったからこその特大の包容力告白。
それを聞いた瞬間、そーちゃんの心臓がドクン!と跳ね、娘のデートに怯えるパパの心は、ママの特大の愛によって一瞬で救済されてしまったのだった。
私にそっくりな癖っ毛を持った、自慢の可愛い娘。
ある日の放課後、紬ちゃんが少し照れくさそうにリビングで私に話しかけてきた。
「あのね、ママ……。明日、クラスの男の子と、映画に行くことになっちゃって……」
「えっ! それってデート……!?」
私が驚いて声をあげた、次の瞬間だった。
ガラガラガラッ!!!と、リビングのドアが引きちぎれんばかりの勢いで開き、スーツ姿のそーちゃんが飛び込んできた。
「却下だーーーーー!!! 映画デート!? どこの馬の骨だ!! 紬、パパが明日、その映画館のスクリーンを全部買い占めて、お前の左右100メートルに男が近づけないように『鉄壁の要塞バリア』を張り巡らせるからね!?」
「もう! パパ、うるさい! だから話したくなかったの!」
紬ちゃんが怒って部屋に閉じこもってしまう。
そーちゃんは「紬に嫌われた……いや、それより未知の男が紬に……っ」と、リビングの床に崩れ落ちて頭を抱えてしまった。
世の父親の、100倍くらい取り乱している我が家の旦那様。
「はぁ……そーちゃん、落ち着いて。紬ちゃんも高校生なんだから、そういうこともあるよ。私たちの高校生の頃を思い出してごらん?」
私がそう言ってそーちゃんの背中を優しくさすると、そーちゃんはハッと顔を上げ、涙目で私の手をギュッと握りしめた。
「思い出すよ……! 渡り廊下で優愛が自分からハグしてくれた時のあの柔らかさ、誕生日にネックレスをつけた時のあの綺麗な首元……全部昨日のことみたいに鮮明に覚えてる! あぁ、優愛……俺には優愛しかいない……優愛が俺の奥さんでいてくれなきゃ、俺、明日から地球を救う気力が1ミリも湧かないよ……」
そーちゃんは私の膝に頭を乗せ、アラサーを通り越してイケオジの域に達した超絶男前な顔で、きゅるんとしたワンコの瞳で見つめてきた。
何年経っても、子供たちが大きくなっても、この人の甘え方は本当に変わらないし、私の心臓をバックバクにさせる。
私は真っ赤になりながら、そーちゃんの髪を優しく撫でた。
「大丈夫だよ、そーちゃん。紬ちゃんもパパのことが大好きなんだから。……それに、私はずっと、そーちゃんの隣にいるよ?」
私の、長年連れ添ったからこその特大の包容力告白。
それを聞いた瞬間、そーちゃんの心臓がドクン!と跳ね、娘のデートに怯えるパパの心は、ママの特大の愛によって一瞬で救済されてしまったのだった。