そーちゃんの溺愛が止まらない⁉ ~結婚しても世界一可愛い君へ、今日のご褒美ハグは無制限。~
あとがき
あとがき
どうも、作者の紫陽花です。
今、このあとがきを書きながら、私の胸は達成感と、それ以上の「糖度」でパンパンに膨れ上がっています。
私の作品をずっと追いかけてくださっている気合いの入った読者様ならよくご存知かと思いますが、私のモットーは「あとがきはできるだけ多く書いて、作品の裏側をこれでもかとぶちまけること」です。
本編と同じくらい、いや、それ以上の熱量で、この「一ノ瀬家のリビング大決戦」がどうやって生まれたのか、その泥臭くも甘々な舞台裏を、ここから余すことなく語らせていただきます!
お付き合いいただける覚悟はよろしいでしょうか?(笑)
それでは、糖度1000%の裏側へ、レッツゴー!
①もともと続編を書くつもりはなかった
実はもともと続編を書くつもりはなかったんです。1巻完結の予定だったのですが、優愛と颯太を書いているとまだ書き足りない!ってなってしまったので、続編を書かせていただきました。
今回、その愛がさらに進化し、ついに「新婚・育児編」へと突入したのが今作です!
前作であれだけ皆様の胃を痛めさせた分、今回は1ミリもストレスを感じさせないどころか、結婚してパパとママになっても1ミリも冷めないどころか、さらに煮詰まった特濃のラブラブ感を心がけました。
ずっと脳内で温めていた「子供が生まれても奥さんに本気で片想いし続けている旦那様」の妄想を、こうして100%の形で昇華できて、作者としてこれ以上の幸せはありません!
② 「つむぎ」から「優愛」へ、そして「愛され妻」へと繋がる命の系譜
さて、ここからはキャラクターたちの裏話です。
実は、前編の方でもお話ししたように、本作のヒロインは、最初は前作と同じ「つむぎ」という名前のまま書き進める予定でした。前作のヒロインがすごくお気に入りだったので、今回も「漢字を変えて『摘季』とか『摘希』にしようか……」「いっそひらがなで『つむぎ』にしようか……」と、原稿用紙何枚分もの名前候補を書き殴って大迷走していたんです。
でも、プロットを重ねるうちに、私の中で一つの確信が生まれました。
「今回の、ただひたすらに甘くて平和な世界をゼロから作るなら、過去の作品を引きずるんじゃなくて、完全に新しいヒロインとして新しい命を吹き込むべきだ!」
そうして大修正の末に誕生したのが、今回のヒロイン「高橋 優愛」です。
この名前には、「優しい愛」、そして「たくさんの愛を注がれ、同時に自分からも特大の愛を注ぐ女の子」という意味を込めています。そして今回の続編において、彼女はただの女の子から【旦那vs息子な愛され妻】へと劇的な進化を遂げました!
この設定、本当に書いていて楽しすぎました。優愛は結婚して一ノ瀬優愛になり、4歳の蓮くんの「ママ」になっても、中身はあの放課後の教室でそーちゃんに迫られてモジモジしていた【照れ屋のうさぎ彼女】のピュアさを1ミリも失っていません。
そーちゃんから大人の男の色気全開で「俺だけの女の子になって?」と迫られ、同時に息子くんから「ママ、れんのギューは?」と上目遣いでおねだりされる。そのたびに「旦那と息子の間で常に揺れている」という、世界一贅沢で可愛いヒロインになってくれました。
表向きは困ったように微笑みつつも、心の中では「イケメン親子が私を取り合ってるーーー!!尊死するーーー!!」とサイリウムを振り回して大暴れしている限界オタクっぷりも健在で、作者として「優愛、本当によかったね……!」と親バカのような気持ちで筆を走らせていました。
③ 「息子にまで嫉妬」という設定に隠された、世間の常識への挑戦
本作の最大の見どころであり、今夏の私のこだわりが詰まっているのが、そーちゃんの【愛がまさに重度な旦那】という属性、そして「実の息子にまでガチで嫉妬する」という展開です。
よく、世間一般の育児モノやファミリー向けの作品ではこう言われますよね。
「子供が生まれたら、男は『恋人』から『父親』になり、夫婦の会話は子供中心の落ち着いたものに変わっていく。愛は情へと変化するものである」
──だがしかし! うちのそーちゃんに、そんな世間の安い常識が通用するわけないだろ!!!(大声)
……と、作者の私は声を大にして言いたいのです。
あえて、自分の血を分けた世界一可愛いはずの息子・蓮くん(4歳)を、一人の「恋のライバル(男)」として本気で警戒させることで、「この男の優愛への愛は、月日が流れても子供が生まれても、1ミリも薄まらないし、むしろ重症化してるんだよ!」という圧倒的なラブラブ感を見せつけたかった。これが理由です。
一般的な父親なら、息子が「大きくなったらママと結婚する!」と言ったら微笑ましく笑うところを、そーちゃんは「序列を弁えろ!婚姻届の枠は俺が一生独占してる!」とお玉片手に本気でマウントを取りにいく。
優愛が蓮くんを抱っこすれば、「その場所、本来は俺のなんだけど……」と本気でヤキモチを妬いて、夜中に泣きながら優愛の肩を揉み始める(笑)。
世間の「お父さん像」という壁を軽々と飛び越えて、むしろ付き合いたてより愛を拗らせている旦那様。そんな「常識破りの溺愛っぷり」を、この【旦那vs息子】という構図にこれでもかと詰め込みました。もし、一ノ瀬家に「倦怠期」なんてものが現れたとしても、そーちゃんが「今日も優愛が可愛すぎて倦怠期が爆発した」とか言って、脳内自動変換で粉砕しているに違いありません!
④ 「リビングのサンドイッチハグ」、深夜の脳内大決戦
そして、今回のプロット構築において、最も頭を抱え、そして最も興奮したのが「リビングでのハグの攻防戦」です。
これに関しては、本当に夜も眠れなくなるくらい悩みました。
せっかく新婚・育児編をやるなら、学生時代の「10秒ハグ」を超える、家族編ならではの『究極のハグ』を生み出さなければならない。
候補はいくつかありました。そーちゃんが蓮くんを巻き込んで3人で抱き合う「ほのぼのファミリーハグ」か。それとも、そーちゃんが優愛を独占する「独占欲バックハグ」か。
最初は、王道で微笑ましいファミリーハグで書き進めていたんです。うん、普通に幸せだし、平和。でも、なんかこう……物足りない。そーちゃんの『重度な愛』と、優愛の『常に揺れている可愛さ』を表現するには、何かが足りない!と、真夜中にパソコンの前で頭を抱えました。
そこで、試しにそーちゃんが後ろから特濃バックハグをキメている最中に、前から蓮くんがトコトコ走ってきて抱きつく「サンドイッチハグ(贅沢押しつぶされハグ)」の形に書き換えてみたんです。
その瞬間、私の脳内に雷が落ちました。
「……ッ、これだ!!!! 破壊力が500万倍跳ね上がった!!!!」
ただのファミリーハグだと、そーちゃんがお利口さんなパパになってしまいます。でも、それを「後ろから大人の男としてホールドする旦那」と「前からピュアにママを求める息子」に挟まれる形にした瞬間、優愛の「どっちを向いても顔面国宝のイケメンしかいなくてキャパオーバー!!」という【旦那vs息子な愛され妻】の魅力が、一気に溢れ出てきたんです。
さらに、挟まれたそーちゃんの「俺、優愛の匂いがないと生きていけない……合法だから問題ありません!」という無敵のセリフも、この状況だからこそ最高に輝く。この「サンドイッチハグ」への決定が、本作のコメディと糖度のバランスにおいて、奇跡の化学反応を起こすことになりました。
⑤ タイトル決定までの大迷走と、ファミリー編への奇跡の合体
本作のタイトルが、学生時代のあの形から、今回の「新婚・育児編」の設定へどう繋がっていくか、実は裏で大きな模索がありました。
もともと、学生時代のメインタイトルは
『そーちゃんの溺愛が止まらない⁉』
~今日も世界一可愛い君へ、ご褒美ハグを10秒だけ。~
でした。
これに対して、今夏の新作を立ち上げる際、「あの2人が結婚して、子供が生まれた後の属性をどうタイトルやあらすじに落とし込むか」で、ずーーーっと悩んでいたんです。私自身、Webや本屋さんで「○○な旦那様の愛が重すぎる!」みたいな、一発で関係性が伝わるキャッチコピーに惹かれる癖があって、今回の新設定も絶対に一言で伝えたかった。
そこで私は、皆様からいただいた最高のスパイスを融合させることにしました。
メインタイトルである『そーちゃんの溺愛が止まらない⁉』の精神をそのままに、サブタイトルやあらすじの側に、今回爆誕した神キャッチコピーをドカンと据えたのです。
妻のことを愛し続け、息子にまで嫉妬⁉【愛がまさに重度な旦那】
×
旦那と息子の間で常に揺れている⁉【旦那vs息子な愛され妻】
何が最高って、この文字列を見た瞬間、すでにリビングで繰り広げられる「ママ争奪戦」の賑やかで甘い会話が完成しているところです。
「俺の特等席を譲るわけにはいかない!」というそーちゃんの叫びと、「もう、2人ともケンカしないでぇ……っ」という優愛の赤面顔。表紙やあらすじを見た瞬間、読者の皆様も「あ、あのそーちゃんがパパになっても相変わらず狂ってる(褒め言葉)んだな」と確信してページをめくってくださったなら、作者の作戦勝ちです!
⑥ 誰も傷つかない、世界一平和な「一ノ瀬家のリビング」を愛してくれたあなたへ
長々と裏話を語ってまいりましたが、気がつけばこのあとがきも、とんでもない文字数になってしまいました(笑)。
でも、それだけこの「新婚・育児編」には、私の「好き」と「理想」が一切の妥協なしで詰まっています。
世の中にはいろんな物語があります。ハラハラする展開、涙なしには読めないすれ違い、胸が締め付けられるような失恋、そして前作『溺愛狂瀾』のような胃がキリキリする修羅場。それらも素晴らしい物語ですが、私はこの今回の新作で、ただ純粋に「読んだ人が100%幸せな気持ちだけで満たされる、世界一治安の良い楽園」を、家族という新しい形で作りたかった。
毎朝目が潰れるほど可愛い奥様を褒めちぎり、実の息子に本気でヤキモチを妬いているそーちゃんも、
それを受けて心臓のキャパを爆発させて揺れ動いている優愛も、
そして2人の愛を一身に受けて元気いっぱいに育っている蓮くんも、
みんな私の大切な、愛すべき子供たちです。
2人の、そして一ノ瀬家のイチャイチャな日常は、この本の最後のページが閉じられた後も、あの賑やかなリビングで、夜中の静かな寝室で、きっと永遠に続いていきます。
息子のイヤイヤ期や反抗期なんておもちゃみたいに踏み潰して、蓮くんが大きくなっても、それこそ第2子、第3子が生まれてライバルがさらに増えたとしても(笑)、そーちゃんはさらにIQを下げて、全精力を懸けて優愛を甘やかし続けていることでしょう。
もし、日々の生活でちょっと疲れたな、甘いものが足りないな、癒やされたいなと思ったときは、いつでもこの一ノ瀬家のリビングに戻ってきて、みんなに会いに来てください。扉を開ければいつでも、糖度1000%の空間で、そーちゃんと蓮くんが「どっちが一番好き!?」と優愛に迫り、優愛が真っ赤になって揺れている、あの平和なパニック状態で皆様を待っています。
最後になりますが、この甘すぎる物語に最後まで付き合ってくださった読者の皆様に、心からの愛と感謝を込めて。
皆様の毎日に、そーちゃんと蓮くんからの贅沢なサンドイッチハグのような、たくさんのハッピーが訪れますように!
本当に、ありがとうございました!!!
── 作者・紫陽花より、溢れんばかりの愛を込めて。
どうも、作者の紫陽花です。
今、このあとがきを書きながら、私の胸は達成感と、それ以上の「糖度」でパンパンに膨れ上がっています。
私の作品をずっと追いかけてくださっている気合いの入った読者様ならよくご存知かと思いますが、私のモットーは「あとがきはできるだけ多く書いて、作品の裏側をこれでもかとぶちまけること」です。
本編と同じくらい、いや、それ以上の熱量で、この「一ノ瀬家のリビング大決戦」がどうやって生まれたのか、その泥臭くも甘々な舞台裏を、ここから余すことなく語らせていただきます!
お付き合いいただける覚悟はよろしいでしょうか?(笑)
それでは、糖度1000%の裏側へ、レッツゴー!
①もともと続編を書くつもりはなかった
実はもともと続編を書くつもりはなかったんです。1巻完結の予定だったのですが、優愛と颯太を書いているとまだ書き足りない!ってなってしまったので、続編を書かせていただきました。
今回、その愛がさらに進化し、ついに「新婚・育児編」へと突入したのが今作です!
前作であれだけ皆様の胃を痛めさせた分、今回は1ミリもストレスを感じさせないどころか、結婚してパパとママになっても1ミリも冷めないどころか、さらに煮詰まった特濃のラブラブ感を心がけました。
ずっと脳内で温めていた「子供が生まれても奥さんに本気で片想いし続けている旦那様」の妄想を、こうして100%の形で昇華できて、作者としてこれ以上の幸せはありません!
② 「つむぎ」から「優愛」へ、そして「愛され妻」へと繋がる命の系譜
さて、ここからはキャラクターたちの裏話です。
実は、前編の方でもお話ししたように、本作のヒロインは、最初は前作と同じ「つむぎ」という名前のまま書き進める予定でした。前作のヒロインがすごくお気に入りだったので、今回も「漢字を変えて『摘季』とか『摘希』にしようか……」「いっそひらがなで『つむぎ』にしようか……」と、原稿用紙何枚分もの名前候補を書き殴って大迷走していたんです。
でも、プロットを重ねるうちに、私の中で一つの確信が生まれました。
「今回の、ただひたすらに甘くて平和な世界をゼロから作るなら、過去の作品を引きずるんじゃなくて、完全に新しいヒロインとして新しい命を吹き込むべきだ!」
そうして大修正の末に誕生したのが、今回のヒロイン「高橋 優愛」です。
この名前には、「優しい愛」、そして「たくさんの愛を注がれ、同時に自分からも特大の愛を注ぐ女の子」という意味を込めています。そして今回の続編において、彼女はただの女の子から【旦那vs息子な愛され妻】へと劇的な進化を遂げました!
この設定、本当に書いていて楽しすぎました。優愛は結婚して一ノ瀬優愛になり、4歳の蓮くんの「ママ」になっても、中身はあの放課後の教室でそーちゃんに迫られてモジモジしていた【照れ屋のうさぎ彼女】のピュアさを1ミリも失っていません。
そーちゃんから大人の男の色気全開で「俺だけの女の子になって?」と迫られ、同時に息子くんから「ママ、れんのギューは?」と上目遣いでおねだりされる。そのたびに「旦那と息子の間で常に揺れている」という、世界一贅沢で可愛いヒロインになってくれました。
表向きは困ったように微笑みつつも、心の中では「イケメン親子が私を取り合ってるーーー!!尊死するーーー!!」とサイリウムを振り回して大暴れしている限界オタクっぷりも健在で、作者として「優愛、本当によかったね……!」と親バカのような気持ちで筆を走らせていました。
③ 「息子にまで嫉妬」という設定に隠された、世間の常識への挑戦
本作の最大の見どころであり、今夏の私のこだわりが詰まっているのが、そーちゃんの【愛がまさに重度な旦那】という属性、そして「実の息子にまでガチで嫉妬する」という展開です。
よく、世間一般の育児モノやファミリー向けの作品ではこう言われますよね。
「子供が生まれたら、男は『恋人』から『父親』になり、夫婦の会話は子供中心の落ち着いたものに変わっていく。愛は情へと変化するものである」
──だがしかし! うちのそーちゃんに、そんな世間の安い常識が通用するわけないだろ!!!(大声)
……と、作者の私は声を大にして言いたいのです。
あえて、自分の血を分けた世界一可愛いはずの息子・蓮くん(4歳)を、一人の「恋のライバル(男)」として本気で警戒させることで、「この男の優愛への愛は、月日が流れても子供が生まれても、1ミリも薄まらないし、むしろ重症化してるんだよ!」という圧倒的なラブラブ感を見せつけたかった。これが理由です。
一般的な父親なら、息子が「大きくなったらママと結婚する!」と言ったら微笑ましく笑うところを、そーちゃんは「序列を弁えろ!婚姻届の枠は俺が一生独占してる!」とお玉片手に本気でマウントを取りにいく。
優愛が蓮くんを抱っこすれば、「その場所、本来は俺のなんだけど……」と本気でヤキモチを妬いて、夜中に泣きながら優愛の肩を揉み始める(笑)。
世間の「お父さん像」という壁を軽々と飛び越えて、むしろ付き合いたてより愛を拗らせている旦那様。そんな「常識破りの溺愛っぷり」を、この【旦那vs息子】という構図にこれでもかと詰め込みました。もし、一ノ瀬家に「倦怠期」なんてものが現れたとしても、そーちゃんが「今日も優愛が可愛すぎて倦怠期が爆発した」とか言って、脳内自動変換で粉砕しているに違いありません!
④ 「リビングのサンドイッチハグ」、深夜の脳内大決戦
そして、今回のプロット構築において、最も頭を抱え、そして最も興奮したのが「リビングでのハグの攻防戦」です。
これに関しては、本当に夜も眠れなくなるくらい悩みました。
せっかく新婚・育児編をやるなら、学生時代の「10秒ハグ」を超える、家族編ならではの『究極のハグ』を生み出さなければならない。
候補はいくつかありました。そーちゃんが蓮くんを巻き込んで3人で抱き合う「ほのぼのファミリーハグ」か。それとも、そーちゃんが優愛を独占する「独占欲バックハグ」か。
最初は、王道で微笑ましいファミリーハグで書き進めていたんです。うん、普通に幸せだし、平和。でも、なんかこう……物足りない。そーちゃんの『重度な愛』と、優愛の『常に揺れている可愛さ』を表現するには、何かが足りない!と、真夜中にパソコンの前で頭を抱えました。
そこで、試しにそーちゃんが後ろから特濃バックハグをキメている最中に、前から蓮くんがトコトコ走ってきて抱きつく「サンドイッチハグ(贅沢押しつぶされハグ)」の形に書き換えてみたんです。
その瞬間、私の脳内に雷が落ちました。
「……ッ、これだ!!!! 破壊力が500万倍跳ね上がった!!!!」
ただのファミリーハグだと、そーちゃんがお利口さんなパパになってしまいます。でも、それを「後ろから大人の男としてホールドする旦那」と「前からピュアにママを求める息子」に挟まれる形にした瞬間、優愛の「どっちを向いても顔面国宝のイケメンしかいなくてキャパオーバー!!」という【旦那vs息子な愛され妻】の魅力が、一気に溢れ出てきたんです。
さらに、挟まれたそーちゃんの「俺、優愛の匂いがないと生きていけない……合法だから問題ありません!」という無敵のセリフも、この状況だからこそ最高に輝く。この「サンドイッチハグ」への決定が、本作のコメディと糖度のバランスにおいて、奇跡の化学反応を起こすことになりました。
⑤ タイトル決定までの大迷走と、ファミリー編への奇跡の合体
本作のタイトルが、学生時代のあの形から、今回の「新婚・育児編」の設定へどう繋がっていくか、実は裏で大きな模索がありました。
もともと、学生時代のメインタイトルは
『そーちゃんの溺愛が止まらない⁉』
~今日も世界一可愛い君へ、ご褒美ハグを10秒だけ。~
でした。
これに対して、今夏の新作を立ち上げる際、「あの2人が結婚して、子供が生まれた後の属性をどうタイトルやあらすじに落とし込むか」で、ずーーーっと悩んでいたんです。私自身、Webや本屋さんで「○○な旦那様の愛が重すぎる!」みたいな、一発で関係性が伝わるキャッチコピーに惹かれる癖があって、今回の新設定も絶対に一言で伝えたかった。
そこで私は、皆様からいただいた最高のスパイスを融合させることにしました。
メインタイトルである『そーちゃんの溺愛が止まらない⁉』の精神をそのままに、サブタイトルやあらすじの側に、今回爆誕した神キャッチコピーをドカンと据えたのです。
妻のことを愛し続け、息子にまで嫉妬⁉【愛がまさに重度な旦那】
×
旦那と息子の間で常に揺れている⁉【旦那vs息子な愛され妻】
何が最高って、この文字列を見た瞬間、すでにリビングで繰り広げられる「ママ争奪戦」の賑やかで甘い会話が完成しているところです。
「俺の特等席を譲るわけにはいかない!」というそーちゃんの叫びと、「もう、2人ともケンカしないでぇ……っ」という優愛の赤面顔。表紙やあらすじを見た瞬間、読者の皆様も「あ、あのそーちゃんがパパになっても相変わらず狂ってる(褒め言葉)んだな」と確信してページをめくってくださったなら、作者の作戦勝ちです!
⑥ 誰も傷つかない、世界一平和な「一ノ瀬家のリビング」を愛してくれたあなたへ
長々と裏話を語ってまいりましたが、気がつけばこのあとがきも、とんでもない文字数になってしまいました(笑)。
でも、それだけこの「新婚・育児編」には、私の「好き」と「理想」が一切の妥協なしで詰まっています。
世の中にはいろんな物語があります。ハラハラする展開、涙なしには読めないすれ違い、胸が締め付けられるような失恋、そして前作『溺愛狂瀾』のような胃がキリキリする修羅場。それらも素晴らしい物語ですが、私はこの今回の新作で、ただ純粋に「読んだ人が100%幸せな気持ちだけで満たされる、世界一治安の良い楽園」を、家族という新しい形で作りたかった。
毎朝目が潰れるほど可愛い奥様を褒めちぎり、実の息子に本気でヤキモチを妬いているそーちゃんも、
それを受けて心臓のキャパを爆発させて揺れ動いている優愛も、
そして2人の愛を一身に受けて元気いっぱいに育っている蓮くんも、
みんな私の大切な、愛すべき子供たちです。
2人の、そして一ノ瀬家のイチャイチャな日常は、この本の最後のページが閉じられた後も、あの賑やかなリビングで、夜中の静かな寝室で、きっと永遠に続いていきます。
息子のイヤイヤ期や反抗期なんておもちゃみたいに踏み潰して、蓮くんが大きくなっても、それこそ第2子、第3子が生まれてライバルがさらに増えたとしても(笑)、そーちゃんはさらにIQを下げて、全精力を懸けて優愛を甘やかし続けていることでしょう。
もし、日々の生活でちょっと疲れたな、甘いものが足りないな、癒やされたいなと思ったときは、いつでもこの一ノ瀬家のリビングに戻ってきて、みんなに会いに来てください。扉を開ければいつでも、糖度1000%の空間で、そーちゃんと蓮くんが「どっちが一番好き!?」と優愛に迫り、優愛が真っ赤になって揺れている、あの平和なパニック状態で皆様を待っています。
最後になりますが、この甘すぎる物語に最後まで付き合ってくださった読者の皆様に、心からの愛と感謝を込めて。
皆様の毎日に、そーちゃんと蓮くんからの贅沢なサンドイッチハグのような、たくさんのハッピーが訪れますように!
本当に、ありがとうございました!!!
── 作者・紫陽花より、溢れんばかりの愛を込めて。


