空に吹く、風の音を教えて。
うんうん。

分かった分かった。

全ての伏線回収が出来たよ。

ギター弾いてるロックやってる人…ロッカー?って確かに自由に自分の思いを歌詞に綴って曲つけてそれを歌声に乗せて叫んでる人多いもんね。

だから軸がブレてなかったんだ。

魂がロックで妙に納得したよ。

それに私の解像度が高い問題も見事解決。

保泉って苗字で颯太の姉が私だと気づいた弥代くんは颯太から姉の話が出ると、そうかそうかアイツのことかってニヤニヤしながら聞いていたんだろう。

私は颯太を睨みつけた。

余計なこと喋ってないでしょうね?


「なんか、風花おこ?」

「聞きたいことはいっぱいあるけど電車の時間だから行こ。話はあとでゆっくり聞かせてもらいます」

「うー、こわ。なんもしてないじゃん、おれら」

「ちょっ!風ちーん!待ってー!」


幸先悪いけど、これ以上私の心を波立てる出来事がありませんように。

そう願うことしか出来なかった。

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