空に吹く、風の音を教えて。
朝からどっきりサプライズを受けもうすでに疲労が顔に出ちゃっている気がする。

しかも畳みかけるように最難関が待っているし。

あの後私が既読スルーをしちゃってから、何かを察したのか浅羽くんから連絡が来ることはなかった。

友人の月雲くんから、今日私も出向くことはきかされているはずなのに何も言ってこないということは、

私のことなんかやっぱりそんなに気にしていないってことだよね。

…それでいい。

このまま穏やかに今日をやり過ごせればそれが1番。

今日で終わりにして、私は真星のみんなとは会わなくしようと思う。

光莉ちゃんと月雲くん、それに浅羽くんと和実ちゃんがそれぞれいい感じなのに邪魔しちゃ悪いし。

あ、でも光莉ちゃんは颯太にも弥代くんにも狙われてるんだった。

とりあえず今それは置いといて。

夏の再会で謎がぶり返して一時心を捕らわれてざわざわしていたけど今はそんなこともないし。

また傷口をえぐったら出血して今度こそ止められなくなっちゃうかもしれないから、

そうなったら手遅れだってわかってるから。

だから、私はただ願うよ。

何事もなく終われますように。


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