空に吹く、風の音を教えて。
「あっ!浅羽っちだ!」
光莉ちゃんの声は本当によく通る。
自分の好きな声優さんをまねてるとだけあってさすがの仕上がりだよね。
なんて気を紛らわせようとしても一歩、二歩と近づいて来てるのがわかると、胸がざわめきだした。
気まずすぎて目なんて絶対合わせられないし、
前みたいに一言二言さえも話せないかもしれない。
嘘ついてでも来なきゃよかったかな…。
なんて、そう思った矢先。
「君が浅羽昊透?」
弥代くんが真っ先に口を開いた。
私が驚いて目を見張ったせいもあるけど、なんかいつもと違く見える。
どこか殺伐としたオーラが出ているような…。
「そうだけど。君は?」
「オレは弥代悠雅。保泉さんと同じクラスでその弟の颯太とはギター仲間」
「…そう。今日は来てくれてありがとう。みんなゆっくりしてってね」
「はーい!ってことだから、早速浅羽っちのクラス覗かせて!ダンス楽しみにしてたんだ!」
「いいよ。じゃあ、行こうか」
光莉ちゃんが浅羽くんの隣をキープし、私に視線を投げかけてきた。
光莉ちゃんは察しが良いから弥代くんの異変に気づいたんだ。
私に弥代くんを見張っておけ、とそういうことかな。
「風花」
「ん?」
颯太が私に小声で耳打ちしてくる。
「ゆうくんにさ、夏休みのこと話したら浅羽先輩のこと嫌いって言ってた。だからあんな感じなんだと思う。まあ、それもきっと風花のせいなんだけど…」
「え?私のせい?」
「ま、そのうちわかるよ」
「そのうちって…」
光莉ちゃんの声は本当によく通る。
自分の好きな声優さんをまねてるとだけあってさすがの仕上がりだよね。
なんて気を紛らわせようとしても一歩、二歩と近づいて来てるのがわかると、胸がざわめきだした。
気まずすぎて目なんて絶対合わせられないし、
前みたいに一言二言さえも話せないかもしれない。
嘘ついてでも来なきゃよかったかな…。
なんて、そう思った矢先。
「君が浅羽昊透?」
弥代くんが真っ先に口を開いた。
私が驚いて目を見張ったせいもあるけど、なんかいつもと違く見える。
どこか殺伐としたオーラが出ているような…。
「そうだけど。君は?」
「オレは弥代悠雅。保泉さんと同じクラスでその弟の颯太とはギター仲間」
「…そう。今日は来てくれてありがとう。みんなゆっくりしてってね」
「はーい!ってことだから、早速浅羽っちのクラス覗かせて!ダンス楽しみにしてたんだ!」
「いいよ。じゃあ、行こうか」
光莉ちゃんが浅羽くんの隣をキープし、私に視線を投げかけてきた。
光莉ちゃんは察しが良いから弥代くんの異変に気づいたんだ。
私に弥代くんを見張っておけ、とそういうことかな。
「風花」
「ん?」
颯太が私に小声で耳打ちしてくる。
「ゆうくんにさ、夏休みのこと話したら浅羽先輩のこと嫌いって言ってた。だからあんな感じなんだと思う。まあ、それもきっと風花のせいなんだけど…」
「え?私のせい?」
「ま、そのうちわかるよ」
「そのうちって…」