空に吹く、風の音を教えて。
クレープを食べてのんびりと屋台の辺りを巡回したとはいえまだ時刻は12時。
なるべく多くの時間を消費したくて私は占いに行こうと提案した。
正直占いは嘘くさいからあんまり信じないタイプなんだけど、興味あるふりをしてにわか勉強の恋占いを聞いていた。
もちろん私の興味のなさは鋭い弥代くんには見抜かれていたみたいで、占いの館から出るや否や。
「私は信じませんが、って顔に書いてあった。笑い堪えんのに変な筋肉使ってオレの表情筋死んだんだけど、どう責任取ってくれるわけ?」
「そう言われましても…」
「まぁ、なんも望んでないけど。さてと、次はオレの番か…」
「弥代くん、バンド系見たいんだったよね?それなら…」
私がもらったパンフをペラペラしてると弥代くんに脇からひょいっと取り上げられた。
「ちょっと…!」
「あ、これ。オレこれ興味津々」
「え?」
弥代くんが開いたページには真星ミスター、ミスコンテストと書かれていた。
「エントリーナンバー10番浅羽昊透って書いてあるし」
「…」
参加者の欄のど真ん中あたりにその名前は確かにあった。
さっきダンスを観た時はなんともなかったんだから今回もまた大丈夫。
気にしなければ、あっという間に時間はすぎる。
「初恋の人、なんじゃないの?」
「えっ?あ、いや、違う。颯太がそう言ったのかもだけど断じて違うから」
「その初恋の人と別れる時に何かあって今もまだ気まずい、と。なら早くそのもや払った方が良いんじゃない?」
「だから、初恋の人じゃ…」
「ならなんでそういう顔すんの。オレの神経逆撫でする顔するなって前に言ったよね?てか、ほんとになんとも思ってないならここまでこじらせないでしょ?いい加減認め…」
「弥代くんには関係ないでしょ!」
なるべく多くの時間を消費したくて私は占いに行こうと提案した。
正直占いは嘘くさいからあんまり信じないタイプなんだけど、興味あるふりをしてにわか勉強の恋占いを聞いていた。
もちろん私の興味のなさは鋭い弥代くんには見抜かれていたみたいで、占いの館から出るや否や。
「私は信じませんが、って顔に書いてあった。笑い堪えんのに変な筋肉使ってオレの表情筋死んだんだけど、どう責任取ってくれるわけ?」
「そう言われましても…」
「まぁ、なんも望んでないけど。さてと、次はオレの番か…」
「弥代くん、バンド系見たいんだったよね?それなら…」
私がもらったパンフをペラペラしてると弥代くんに脇からひょいっと取り上げられた。
「ちょっと…!」
「あ、これ。オレこれ興味津々」
「え?」
弥代くんが開いたページには真星ミスター、ミスコンテストと書かれていた。
「エントリーナンバー10番浅羽昊透って書いてあるし」
「…」
参加者の欄のど真ん中あたりにその名前は確かにあった。
さっきダンスを観た時はなんともなかったんだから今回もまた大丈夫。
気にしなければ、あっという間に時間はすぎる。
「初恋の人、なんじゃないの?」
「えっ?あ、いや、違う。颯太がそう言ったのかもだけど断じて違うから」
「その初恋の人と別れる時に何かあって今もまだ気まずい、と。なら早くそのもや払った方が良いんじゃない?」
「だから、初恋の人じゃ…」
「ならなんでそういう顔すんの。オレの神経逆撫でする顔するなって前に言ったよね?てか、ほんとになんとも思ってないならここまでこじらせないでしょ?いい加減認め…」
「弥代くんには関係ないでしょ!」