【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~

すると、その返事を見た律くんは少しだけ目を見開いたあと嬉しそうに照れくさそうに笑った後、私の手を握るとその手を引いてダイニングテーブルに私を座らせた。


そして律くんは、私の前に座ると私が作って部屋の前に置いてたお弁当を目の前で広げると


「…いただきます」


と手を合わせて私の目の前で嬉しそうにご飯を食べだした。


「いつも澪のご飯はさ…澪の人柄が出てるよね…すっごく優しくて美味しい味する…」


そう言って涙黒子のある目を緩ませて笑う律くんは大人っぽい。
そんな律くんに声は出ないけどふふふっと笑う。


【ありがとうございます。二人で食べるご飯は美味しいですね】


ホワイトボードを見せて私もニコニコしながらお昼を食べる。

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