【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
EP12:雨の日の大騒動。
律くんがお部屋に戻って行った静かなリビングに急に雨音が響いてきた。
わっ…大変!洗濯物!!
私は急いで広い庭に行き、慌てて洗濯物を部屋の中にとりあえず放り込んでいった。
無事に濡れずに済んだ洗濯物たちに息をつくと、シワになる前に洗濯物畳む。
そしてあることに気がついた。
そういえばみんな傘持っていってないよね…。大丈夫かな…?
窓の外でパラパラと降る雨を見て心配をしていると
ガチャンと開いた玄関から騒がしい声が聞こえてきた。
「うわぁ〜!!ギリギリセーフだね!!」
「やべぇ…雨ひどくなりそうだなっ」
私は玄関に顔を出すと少しだけ濡れている碧くんときょーくんだった。