【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
私は濡れている二人を見て慌ててホワイトボードに文字を書くと
【おかえりなさい。お風呂沸かすのでまっててください】
それを見せると二人にタオルを渡して急いでお風呂を沸かした。
春琉くんは…まだ帰ってこない…。
窓を見るとさっきより雨が酷くなっていた。
碧くんときょーくんはお風呂が沸くと二人仲良くお風呂にいってしまった。
二人に声をかけようと思ったが流石に男の子の入ってるお風呂に近寄ることはできなくて…
私は、意を決してメモ帳にペンを走らせる。
【春琉くんをお迎えに行ってきます】
その手紙をダイニングテーブルに置くとホワイトボードと傘を持って家を出た。