【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~

久しぶりに学校までの道を歩くと少し懐かしい気持ちになった。


私も声が戻ればみんなと、この道を歩けるのかな…。


歩いている間にもだんだんと雨が酷くなってきた。そしてしばらく歩くと学校まで着いてしまったけど…

春琉くんとは会えていない…。


もしかして…すれ違いになっちゃった…??


会えなかったことにへこみながら元来た道をトボトボ歩いていると

「にゃあ……にゃあ……」

茂みの向こうから猫の声が聞こえた。
こんな雨の中大丈夫?!と思うと
いても立ってもいられなくなった私は草むらの中を進んだ……


すると…

ひゃっ!!!ドスンッ!!

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