【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~

草むらで見えなかったが草の先に一段下がった地面が広がっていて見えなくて落ちてしまった。


あいたたた…泥まみれになっちゃた…


立ち上がろうとするが右足だけ挫いてしまっていて…どうしても左足にしか力が入らない。

右足に力を入れようとすると痛くてふわっと力が抜けてしまい…ここを登れそうになかった…。


どうしよ…痛みが無くなるまで待つしかないかな…助け呼びたくても声が…。


私は自分の状況が最悪なことに気づき体育座りをしてその場でうずくまった。


どうしよう……春琉くん…帰れたかな…
迎えに行っただけなのに…なんでこんなことに…


< 134 / 307 >

この作品をシェア

pagetop