【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
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春琉side


「ただいま…クソ最悪…」


大雨の中傘もささず学校から寮まで帰ってきた俺は服も髪もびしょ濡れだった。


帰る途中、女に傘に入らないか?としつこく絡まれ災難だった。


脱衣所を開けタオルだけ取るとガシガシと頭を拭きながら澪の待つリビングに入ると澪の姿はなく静まり返っていた。


「……部屋か?」

澪がこの時間にリビングいねぇのは、珍しいな…。


リビングを見渡したが誰もいる様子はなく二階にあがろうとふと視線をずらした時に目に入ったメモ。
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