【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
俺たちは手分けして澪を探すために寮を飛び出した。
雨がまったく止まない中、あちこち必死に探し回るが澪らしき姿はない。
くそっ…焦りで頭がおかしくなりそうだ…
どこだよ…澪…!!
暫くあちこち探し回ったが見つけることが出来ず、もしかしたら家に戻ってるのか?…という淡い期待を胸に一旦家にもどる。
だが…家にいたのは再び全身びしょ濡れになった碧と響也…澪の姿はない。
まだ誰も見つけられていなかった。
「お前たちはここにいろ!澪が戻ってきたら連絡しろ!俺、もっかい学校までの道見てくる!」
俺はこのまま待つなんてできなくて
響也たちをリビングに残すと再び玄関を飛び出した。