【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
ねぇ…春琉くん、あの時と少しだけ違うこともあるよ?
あの時は、男の子相手だから少しは照れてたよ…でもこれからどうしようって不安で春琉くん自信には何も思わなかったけど…
今はなんだか背中に感じる春琉くんの体温に少しだけ緊張する私がいるよ…。
私をいつも守ってくれるその温かくて優しい手が私の髪の毛を触れる度にドキドキする…。
やがて、髪の毛が乾くとドライヤーの音が静かに止まった。
お礼を言うためにホワイトボードに手を伸ばそうとした、その瞬間だった。
「…………!」