【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
「………っ!」
ひいいい…ドキドキがやばいよ…!
ど、どうしよう…!
私の心臓の音が春琉くんに伝わらないか更にドキドキする私。
「……俺が見つけれなかったら…ほんとどーするつもりだったんだよ…俺の為に家飛び出してんじゃねぇよ…」
ドキドキしてた私に少しだけ不安そうに切なそうな声を出す春琉くんに、すごく心配をさせてしまって胸がきゅっとなった。
「………っ…」
「…声も出せねぇんだから、これ以上心配させんなよ…次こんなことあったら俺の心臓もたねぇよ…」
そう言って私を優しく抱きしめる春琉くんに
私は申し訳なさと嬉しさの中で静かに顔を赤くしながら抱きしめられ続けた。