【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
そして、きょーくんが色々と持ってきてくれた。
私はそれを受け取ると薬を飲ませたいとホワイトボードで春琉くんに伝える。
声が出ない私の代わりに春琉くんが
「碧、薬飲めるか?」
と声をかけるとうっすらと目を開けた碧くんがコクリと頷いたのを見て、春琉くんが碧くんを少し起き上がらせると私は薬とお水を碧くんに手渡した。
薬を飲み込んだのを見て少しだけホッとする。
私は碧くんの頭の下に氷枕をいれてタオルで汗を拭いてあげた。
辛そうな碧くんを見ると私まで胸がぎゅっと痛んだ…。