【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
EP15:碧くんは男の子。
朝、眩しい光を感じて目が覚めると
そこには優し気に私を見つめて笑う碧くんがいた。
はっ…!私…寝てた…?!
慌ててホワイトボードを手に取り
【碧くんおはようございます。私寝ちゃってて…ごめんなさいっ】
すると、碧くんは小さく笑うと
「ううん…澪ちゃん僕とずっと一緒にいてくれたよね?ありがとう…その…手がすごく温かくて嬉しかった…」
そう笑う碧くんは本当に嬉しそうで少し照れた顔をしていた。
私も元気になった碧くんを見てホッとした。
【元気になってくれてよかったです。安心しました】
ホワイトボードを見せて碧くんにふわりと微笑む。