【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
…やっぱりカッコイイよね春琉くんって…。
部屋に着くと私をベッドに優しくおろしてくれた。
怒ってるかな…?
と春琉くんを見ていると
「…あんま寝てねぇんだろ?今日はゆっくりしとけよ、足もまだなおってねーだろ?」
あんなに碧くんと言い合ってたけど、全然怒ってなくて、むしろ私の心配をしているみたいだった。
【平気です。ありがとうございます】
ホワイトボードを見せてニコリと笑うと
「碧のことありがと…。だけど…抱きつかせてんじゃねぇよ…っんとに…お前ほんと無防備すぎ」
それだけ言うと私の頭をぽんっと撫でて部屋から出て行った。
なんだかんだ私だけじゃなくて碧くんの心配までしていてやっぱり春琉くんは誰よりも素っ気ないけどやっぱりすごく優しい。
そして、疲れていた私は横になると眠気がすぐに襲ってきて眠ってしまった。