【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
そう言うときょーくんは立ち上がり戸棚をガサゴソとしていた。
私は不思議に思って見つめていると救急箱を持ったきょーくんが再び私の元へやって来た。
「足見せてみろ」
私はなんだか恥ずかしくてあたふたしていると、きょーくんがそんな私を無視して私の足を優しく触る。
「ほっそいな…ちゃんと飯くってんのかー?ほらこれつけとけ」
そう言ってきょーくんが湿布をはってくれた。
【きょーくん、ありがとう】
「いーよ別に…昔は澪のが俺の事助けてくれてただろ?」
そう言って笑うきょーくんは昔もこんなんだったな…と懐かしく思った。