【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
あの頃と変わらない…だけど少しだけ大人っぽくなった綺麗な横顔をそっと見つめる。
すると、きょーくんは急に真面目な顔をしてじっと私を見つめてきた。
ん?と私が首を傾けると
「最近、春琉と碧とばっか仲良すぎ…俺だってもっと澪としゃべりてぇんだけど…」
きょーくんはそう言うと少しだけ赤い顔を逸らした。そんなきょーくんに私もなんだか照れてしまう…。
照れるのってうつっちゃうのかな…。
【私も昔みたいにきょーくんといっぱい話せるとうれしいな】
ホワイトボードを見せて少し照れて微笑む私に
「…あーっ、なんかむかつくー。やっと見つけたのに…俺の事全然みてねぇし…昔みたいに俺の事もっとみてくんねぇの?」
そう言って私の顔の目の前にきょーくんがぐっと近寄ってきた。
きょーくんの明るい髪の毛がサラサラと揺れて顔が綺麗で…ドキドキとする…。