【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
手伝ってくれる律くんと一緒に簡単にお昼を作ると二人でダイニングテーブルに座る。
「いただきます」
律くんはいつも通りで、どうすればいいかわからず…黙々と二人でご飯を食べていると
───ガチャンッ
???
こんな時間に誰だろう…と律くんを見ると律くんはわかっていたかのように
「…やっぱり、きたね」
そう言って笑いながらご飯を食べている。
私はそんな律くんを不思議な顔で見ていると
リビングの扉が勢いよく開いた。
そこには息を少し切らした春琉くんが立っていた。
そして私と律くんを怖い顔で睨みつけている。
「……おい。お前ら…ここ最近二人でこそこそ何してんだよ」