【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
そして、そんな二人を見ていたその時だった。


────ガラガラッ…!


「春琉くんっ!!澪ちゃんっ!!」

「ハァ…ハァ…澪っ…春琉っ」


病室の扉をものすごい勢いで開けたのは、碧くんと律くんだった。


二人とも相当焦ってきたのか息を乱している。


そしてなにより、部屋から出るのも嫌がる律くんがここまで来ているのがビックリだ。


「…おいお前らここ病院。静かにしろ」


春琉くんは呆れたように二人を見るけどそんな事をお構い無しの二人は興奮したように話し続ける。

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