【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
「ちょっ!!律くん!僕が今抱きしめてたんだけどっ!!」
と碧くんが不貞腐れていると
「え?でもほら澪は、俺とずっと一緒だししょーがなくない?」
相変わらずマイペースな律くん。
「はぁ…むかつくけど、今日は澪が声が出た日だ…しゃーねぇな」
「だな…俺も流石に感動してやばかったしなー」
そう言って春琉くんもきょーくんも優しい目でみんなを見ていた。
私はこんな騒がしい四人の光景に心からの幸せを感じて涙目のまま優しく微笑んだのだった。