【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~

「よかったな澪。俺もすげぇー楽しみ」


そう言ってニコッと笑うのはきょーくん。


私はみんなに満面の笑みで


「みんな…いろいろとありがとう…。たぶん、声が出たのは優しいみんなのおかげだから。たくさん楽しくて温かい時間をくれて…本当にありがとう」


そう言って私は感謝の気持ちを伝えた。


その後、みんなが学校に行くのを見送ると
律くんの部屋に朝ごはんを運ぶ。


【おはよう。朝ごはん食べてね。お昼はうどんだよ〜】


相変わらず律くんにはメモを残している。


そして、私はいつも通り掃除と洗濯をこなす。あっという間にお昼になると、お昼の準備をする私の所に律くんがゆったりとした足取りであらわれる。


「…澪、手伝う」

その声に振り返り

「ありがとう」

私もにっこりと笑う。

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