【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~

「……みっ、みんなのお陰…っなんですっ…優しくて温かくて…私を受け入れてっ、いつもずっと傍に…っ…いてくれて…ありがとう…っ」


嗚咽の止まらない声で、一生懸命にそう伝えると春琉くんはぶっきらぼうに優しく頭を撫でて視線を逸らす。

きょーくんは優しく目を細め、碧くんは嬉しそうに私の手をぎゅっと握った。


「やっと…泣いてる姿を見たわ…安心した。今まで苦しかった分幸せになるのよ?」


そう言って理事長先生は笑った。



その後落ち着いてきた私に学校の話をする理事長先生。


「手続きは全部私に任せなさい。春琉たちと同じクラスに編入できるように、特急で段取りするから安心していいわよ?」


「えっ、まぢ?春琉のかーちゃん流石っす!」


きょーくんが大喜びする。

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