【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
私が入れといたフォークで器用にお弁当を食べる春琉くんがチラリと私を見る。
「そっ…そんなことないよっ」
「…へぇ…嘘はきかねぇって前に言った気がすっけど?」
「…うぅ…」
「おら、言え」
そう言ってうじうじ悩む私に隣で笑う春琉くん。
あーもう…こんな悩んでるの知らないで楽しそうに笑ってて…はぁ…
「…春琉くんが…」
「なんだよ?」
「……女の子に囲まれてるの…嫌だな…って…」
うわぁぁぁあ…恥ずかしい……。
たぶん顔真っ赤だよ…。
と両手で自分の顔を隠す…けど、春琉くんの返事がなくて指の間から春琉くんを見ると