【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
外に出た頃には、空がオレンジ色になってきて日が暮れてきていた。
「手を離すのもったいないなぁ〜…ねぇ、最後に観覧車乗ろうよ」
そう言ってキラキラと笑う碧くんと揺れるミルクティのふわふわの髪の毛。
いいよって、返事をすると観覧車の列に並ぶ。
きっと今日は私に元気がなかったから、碧くんなりに私を一生懸命励ましてくれてたんだよね。
その優しさがすごく嬉しかった。
私は学校でのモヤモヤも碧くんのお陰で吹き飛んでいた。
1日すごく…楽しかったな。