【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~

そう言って心配そうに笑う碧くん。


「あの三人年上のくせして本当鈍感なんだから…きっと澪ちゃんがこうやって寂しがってるのも気づいてないんだ…バカだよね本当に…いつも近くにいるくせにさっ

僕だったら絶対に澪ちゃんを一人ぼっちにさせないし寂しいなんて言わせないんだけどな」


碧くんは切なそうに観覧車から外の景色を眺める。


「…人気だから仕方ない、よね…励ましてくれてありがとう。私は大丈夫だよ。

碧くんが今日こうやって連れ出してくれて元気出たんだよ?だから明日からはまたがんばれそうだよ」


そう言って私はニコッと笑う。
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