【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
そんな私に視線を戻すと何か覚悟を決めた真剣な顔した碧くんは
「…澪ちゃんにそんな顔させるなんて…やっぱり僕は…いやだ。
ねぇ澪ちゃん、僕じゃダメ?
僕なら絶対悲しませない…僕の事を好きになってくれない…?
絶対にそんな顔させないよ…いつだって…絶対に元気にしてみせるよ…?」
そう言って私の手をぎゅっと両手で握りしめる碧くんは切なく縋るような目で私を見る。
私はそんな碧くんを見るのが初めてで…私の胸はぎゅっと苦しくなった…。
可愛いくて明るくて優しい碧くん。
可愛い碧くんにいつも癒されてたよ。
だけど…やっぱり気になるのは最近少し変な春琉くんの事で…。