【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~

─────それから、数日が経った。


あれから何度も二人きりで話せるチャンスがないか春琉くんを追いかけたけど…


学校でも寮でも…なにかと用事があると言われて結局私は話ができないままだ…。


最後に抱きしめてくれた中庭での事を思い出しては…寂しくて切なくなる。


寂しいな…春琉くん…一体どうしちゃったの?


だからと言って春琉くんが私に冷たいわけではない…。
なんか遠慮してるような…二人きりを避けているような…そんな感じ。


そして相変わらず春琉くんは女の子に人気で最近は見慣れてきたその姿を寂しい気持ちで見つめる日々。

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