【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
その間何を考えていたのかな…。
寝てしまっていたことに酷く後悔した。
そしてきょーくんが目の前にいることを忘れてため息をついてしまった。
すると
「……澪、お前なんか最近おかしくね?」
そう言って誰もいなくなった夕暮れの教室で心配そうに私の顔を覗き込むきょーくん。
「…そんなことないよ…」
するときょーくんの温かい手のひらが私の頭に優しく乗せられた。
「最近、春琉となんかあった?
あんなにお前らよく一緒にいたのに最近二人のツーショット全然見ねぇもんな…
なんかあったなら俺に言ってみろよ」
そう言ってニッと笑うと私の前の席に座るきょーくん。