【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
「…えへへ……ちょっと…ね…」
「ふーん…春琉が泣かせたの?
…澪を泣かせるのは嬉しくないなぁ」
そう言った律くんの顔は真顔になる。
「は、春琉くんが悪いわけじゃなくて…私が…勝手にへこんで…泣いちゃっただけなの」
「…そう」
その言葉を聞いたあとため息を吐くと
「…はぁ…別に澪が春琉を好きでもいいよ。
俺は澪の隣にいれたら別にいい…。
でも苦しそうにしてるのはよくない…それだったら俺が澪をこうやって閉じ込めちゃうよ
苦しめる春琉から引き離すよ?」
そう言って私を腕の中に閉じ込める律くん。