【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~

「…響也に任せるって言ってんだろ。俺の決意は揺らがねーよ」


すると、その答えが不満なのか響也はイライラした顔をして俺を睨む。


なにキレてんだよ…意味わかんねーよ
お前が聞いてきたんだろーが…
俺は最初からお前に任せるって言ってんだろ…


「お前がそんな根性なしだと思わなかったわ…お前に澪はやんねーよ!!!!
…ふざけんなよまじで!!!
澪の気持ちなんてお前にはわかんねーだろーな!!!!」


そう言った響也は思いっきり屋上の扉を蹴ると屋上を飛び出して行った。


「…チッ…なんなんだよ…しょーがねーだろーが…」


そして、こんな時でもやっぱり頭に浮かぶのは澪のことで…


澪はなんで泣いてたんだ…?なんかあったのか…?

泣いてるならせめて一人で泣くなよ…

お前の涙を拭うのも抱きしめるのももう俺の仕事じゃねーからな…

響也に任せるから…響也と幸せになれよ…澪
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