【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~
「か、勝手に二人で決めないでよっ、あっ、そうだ…みんなで行こうよ、ね?」
「デート?ありえない…行くなら碧と響也で行っておいでよ。俺は澪と二人で家でお留守番するから」
そう言って律くんもマイペースに話に入ってきて、私の気持ちを知っても変わらないみんなに元気をもらえる。
そして、きょーくんが思い出したように
「澪、足りないのあるって言ってたよな?買い物あるなら俺放課後付き合うよ?」
「わっ…そうだった…お願いしていい?一人じゃ持ちきれなくて…いつもごめんね?」
「気にすんなって言ってんだろ?」
私の頭をポンポンっと優しく撫でるきょーくんはあれからずっと私に付き添ってくれていた。