【キミの声をきかせて】~声を失った少女は、四人の王子に溺愛される~

そんな優しい春琉くんに少しだけ元気を貰った私は、荷物を整理しているととても懐かしいテディベアのキーホルダーが出てきた。


わぁ…懐かしい…。きょーくん元気かな。


そのキーホルダーを大事に持っていると


「それボロボロだな、捨てねぇの?」


私の手元のキーホルダーを見て春琉くんが言う。


私はペンを持つと


【これは昔両親が離婚する前に住んでた場所で、毎日一緒に遊んでた近所のきょーくんがくれたんですよ。急に離婚が決まって、私きょーくんにお別れを言えないまま別れたんですけど、これはそのきょーくんとの大切な思い出なんです】


ホワイトボードでそう書くと私はそのキーホルダーを部屋の中に大事に飾った。


ずっとずっと大切にしてる私の宝物の一つだ。

中学生の頃までは、スクールバックにつけてたけど、今は部屋に大事に飾ってる。

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