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昼休憩に入り、一階のコンビニへと向かった。エレベーターの中で箕輪さんの結婚式当日の美容院の予約を取る。
一階で下りてから、後ろから肩を叩かれた。誰かと振り向けば、佐野だった。驚いて立ち止まる。
「昼飯?」
「あ、うん」
「どこ?」
「いや、コンビニ」
「えー、なんか食いに行こうよ」
さらりと誘えるそのスマートさが寧ろ羨ましい。わたしはぐらりと揺れる。心の方が。
一緒に飲みには行かない、と決めたけれど。
「好きなもん奢るし」
「いい……コンビニの冷やし中華食べたいし」
「じゃあ中華屋行こう」
そのまま何となくビルを出てしまった。